94004531@postoffice.csu.edu.auisle@st.rim.or.jp
上に示した例では動的な SLIP サーバーに接続することを仮定して いますので、もし接続先が静的な SLIP サーバーならば dip337j-uri.tgz に附属しているサンプルスクリプトを元に修正し てください。
dip スクリプトの中で get $local というコマン ドが現われた場合、dip はサーバーから送られたテキストを調べて、 数字で始まって `.' で区切られている IP アドレスとおぼしき文字列を探し ます。この修正は動的な SLIP サーバーに特有のもので、この機能 を利用して IP アドレスを読みこむプロセスを自動化しています。
ここに示した例では、自動的に SLIP 接続をデフォルトの経路にするような設 定になっていますが、イーサネットにも接続していてそれがデフォルトの経路 になっている場合など、SLIP 接続をデフォルトの経路にしたくない場合は、 スクリプトから default コマンドを削除してください。スクリプト からでも明らかでしょうが、SLIP のデバイスは sl0 なので、 dipコマンドが終了してから ifconfig や route コマンドを使って適宜設定することも可能です。
dip では mode コマンドを使って複数のプロトコルを切り
かえることが可能です。一番よく使われているのは SLIP に圧縮機能を組みこ
んだ cSLIP でしょう。ただし、これらの機能はホストとクライアン
トの双方で使うように設定されなければなりませんので、自分が使おうとして
いるプロトコルをサーバーでも利用可能かどうかは確認する必要があります。
先に示したサンプルスクリプトはかなり頑丈に作ってあるのでほとんどのエラー
に対応することができるはずです。より詳しくは dip のマニュアル
を御覧いただきたいのですが、サーバーにつながらなかった場合、一定の間隔
を置いてリダイアルしたり、複数のサーバーに順々にアクセスするようなこと
もdip scriptで可能なはずです。
2 台のマシンをケーブルでつないでいるとか専用回線を使うといった場合のよ うに、恒久的に 2 台のマシンをシリアル接続している場合には dip を使ってシリアル接続を設定する面倒はいりません。slattach は dip に比べるとごく簡単な機能しか無いプログラムですが、シリア ル接続を設定するには充分な機能を持っています。
接続は恒久的なものですから、設定は rc.inet1 ファイルに書きこ
んで、起動時に実行するのがいいでしょう